マーカーが消せなくなる原因

2023/08/01

ホワイトボードのマーカーが消えなくなる原因を正しく知ろう!
消えなくなる原因と再生方法・復活方法について。


はじめに

ホワイトボードを使っていると、マーカーが消えにくくなってきます。その原因と対処方法を知っておけばホワイトボードはずっと長く使い続けられます。とても簡単ですので参考にして下さい。


●消えなくなる原因は3つ

1、ホワイトボードのコーティングの劣化やキズ

2、マーカーの中のインク(剥離剤)の劣化

3、ラーフルの汚れ

上記のいずれか、若しくは複数が考えられます。



1.ホワイトボード盤面の劣化について知っておこう

ホワイトボードには、2種類あって、「スチールボード」と「ホーローボード」が存在します。また番外ですが、100円ショップなどにもホワイトボードという名の商品もありますが、用途は同じでも本来のホワイトボードではないフィルムを貼ったおもちゃなのでここでは無視します。

「スチール」は、アクリル塗装やウレタン塗装といった安くて作業性もよく見栄えがいい塗料が使われています。ホワイトボード本体価格も安くていいのですが、その分劣化が早く1~3年で消しにくくなります。

「ホーロー」は表面の加工方法が「スチール」とちがいガラス質の釉薬を高温で焼き付けし製造に手間もかかるので高価になります。その分塗装面は固く頑丈ですので劣化が遅く5年以上と言われています。最近では安い「ホーロー」も販売されていますが安いホーローは「スチール」とほぼ同じ品質と思っていた方がいいでしょう。

(※当然ですが劣化については使用環境により差がありますのであくまで参考です)

さて、

劣化の原因として多いのが、マーカーが消えにくくなって消えないマーカーを消す時に、表面のコーティングも剥がしてしまうこと。除光液、シンナー、ベンジンその他強い液剤を使うと汚れはきれいに落ちますが、コーティングも一緒に剥がしてしまい、劣化の原因になります。

そして、

次に多いのがホワイトボードのキズです。

ホワイトボードに資料を留めるマグネット・磁石、また定規などをホワイトボードに付けたまま動かしたり滑らしたりするとキズが付きます。そのキズにマーカーインクが入り込み消えない原因を作ります。さらには、消えなくなったからといって汚れた雑巾やスポンジでゴシゴシと消すとさらにキズを付けることになります。とくに乾いた雑巾はサンドペーパーと同じです。拭くたびにキズを付けることになります。

また、ホワイトボード盤面についた手指の皮脂に塵や埃が付着し汚れとなり消えにくくなることもあります。この場合は、盤面劣化では無いので、掃除しただけできれい消えるようになります。ホワイトボードクリーナーを購入してきれいにするのが一番ですが、どうしてもダメなら中性洗剤やアルコール(エタノール等)で拭くのが、コーティング自体に影響が出にくいです。(絶対ではありません)。中性洗剤やアルコール等で拭いた後は、しっかり水拭きして完全に落として乾燥させて下さい。

デスク用やPC画面用のクリーナーで拭くのも有効です。あと、字を消すだけならば、消えない字の上からホワイトボードマーカーでなぞるようにもう一度書いたのちに消せば、アルコールと剥離剤の影響で消えます。

※中国製のスチールボードの場合、劣化のスピードが驚く程早かったり、水拭きしただけでも消えにくくなる事もあります。使われている塗料が国内産の物とランクが根本的に違うのが原因のひとつです。


※一般的には、中国製スチールボード(アクリル塗装)<国内製スチールボード(ウレタン塗装)となっている場合が多いようです。ウレタンの方が塗料の種別として上位になります。

※【ホーローボード】外国産は不明ですが、国内産の場合、ガラス成分の入った塗料を800度程度の焼き付け塗装をするのが一般的です。陶器のような物ですので、高価になります。 

※追記: 値段の安いクリーナー(特に100均のクリーナー)は値段の高いクリーナーに比べると、アルコール分が薄すぎるためか消えにくいです。アルコールはマーカーインクの顔料を溶かしますのでアルコールの多い(高い)クリーナーの方がしっかりきれいになります。目的に合ったクリーナーを選んでくださいね。



2.マーカーについて知っておこう


 ホワイトボードマーカーにも種類があり、アルコール性、水性、ケトン性がありますが、現在使われている物の9割以上がアルコール性であり、アルコール性が一番消えやすく、水性は少し消えにくく、ケトン性(現在は殆ど無いようです)は更に消えにくいです。

アルコール性のペンを使っている方は、それで安心というわけでなく、古い物は使わない。無くなりかけの物は避けるという2点も必要かと思います。

理由としては、中の成分は、アルコール、顔料(又は染料)、剥離剤が使われており、特に剥離剤とアルコールは、揮発する物なので、4~5年(通常の品質保証期間)以上たったら使わない事。無くなりかけの物は剥離剤やアルコール成分のバランスが崩れている可能性が高いため使わない方が良い。

ホワイトボードマーカーは、アルコール性であると同時に、殆どが油性なのです。消えなくなるのも仕方ないですね。水性であると誤解されてる人も多いようです。色は消えても文字の跡だけが残る現象は剥離剤だけが残る状態で、これはホワイトボードマーカーの種類によってかなり変わってきます。

剥離剤がなくなったマーカーは、ラーフルで拭いても油性マジックのようにまったく消えません。強めのクリーナーで拭き取り、新しいマーカーに交換して下さい。

※ホワイトボードマーカーを買う方で水性を探す方がよくいらっしゃるそうですが、一般的に油性よりも水性又はケトン性の方が消えにくい場合が多いです。(水性又はケトン性の物は、あったとしても旧型の場合が多い。まためったに見つからない)

ボードマーカーの場合は油性を選んだほうがよいかもですね。



3.ラーフルについて少しだけ

 マーカーを消すラーフル(イレーザー)にはいろんな種類がたくさんありますが、柔らかい布地(フェルト地のような)ものがおすすめです。さらに定期的に洗うことができれば経済的です。

柔らかいラーフルも使用頻度により劣化してくるので古いものは使わないほうが良いですね。マーカーのカスがこびりついて固くなって消しにくくなる原因になります。



◆ホワイトボードの再生方法

ホワイトボードの盤面の再生に、2つの方法を提案します。

1 ホワイトボード用のシートを貼る。

2 ホワイトボード用のコーティングを塗る。

1のホワイトボード用のシートは、安いシートやフィルム、ウォールペーパー(壁紙)が多く販売されています。

静電気でくっつくフィルムタイプなどは必要なときだけ使う“使い捨て”としてはいいと思いますが、数時間で消せなくなり使えなくなります。

安いシートタイプやウォールペーパー(壁紙)は、家での子供の落書きやメモ用などにはコスパ的にいいと思います。
しかし、安いシートやウォールペーパーは、劣化が早いので長期的には使えません。時間が経つにつれてと消しにくくなります。
また、意外と知られていないのが剥がすときのこと。再度、貼り替えしようとしても、破れて剥がれなかったり、粘着剤が取れなかったりして
ホワイトボードをきれにするのにかなり手間がかかります。安いものにはご注意を。


一方、塾やセミナーなど仕事で頻繁に使うのであれば品質のいい耐久性のあるホワイトボードシートをお勧めします。
品質のいい耐久性のあるシートは値段もやや高めですが、長く使えるので安いものよりはかえってコスパが良くなると思います。

それと、値段の安い輸入品のシートやウォールペーパーより、少々高くても品質のいい日本製のシートの方がきれいです。
貼りあがったときの質感はまったくちがいます。

日本製のホワイトボードシートはお値段はしますが、長くきれいに使えるので、貼り替えたり買い替えたりする手間も少ないことを考えれば、
結果的にお得になると思います。


2の ホワイトボード用のコーティング剤。
これは、コーティング剤がとれて、消しにくくなったホワイトボードの盤面を再生コーティングするもの。
混ぜたり薄めたりする塗料でなく、そのままに塗れる物なので素人でも簡単に使えます。
とくに、値段も手ごろでホワイトボードを再生・補修する1回あたりのコスパはシートよりもいいです。
塗って乾かせば、普通にストレスもなく書いたり消したりできます。

1と2を比較すると

1のホワイトボードシートやフィルムを貼る作業は、慣れていない人には結構大変です。とくに安いシートは薄くて粘着も強いので、
素人が貼ると、皺になったり折れたり曲がったりし見栄えが良くならないことも。
作業性(使うこと)を考えれば、コーティングの方が楽で簡単であることは明確です(コストも安いです)。


結論として

まず、コーティング剤を塗ってみる

つぎに、シートを貼ってみる

だめなら、買い換える・・・ですかね。


ネイバーまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136670096608052001